健康なときは食事をして自然と排便が出来ますが、食事の欧米化やストレス、冷暖房の使いすぎなどが原因で便秘に悩んでいる人が多くなっています。

毎日出ていても少しずつでころころしか出ない場合や、残便感があると言われる人は直後しても大腸の中に残っていることがあります。
これも便秘です。

漢方では気血水だと水不足、ストレスや緊張による気の異常と血の異常であるお血、血が足りないなどで起きると考えられています。

西洋医学だと症状があるときにだけ一時だけ使いますが、東洋医学では体質改善をしながら自然とお通じの状態を整えていきます。

中には飲むと比較的直ぐに作用が出る薬もありますが、体質によっては使えない人は下剤作用がない薬を使い改善していきます。

調の働きを調整する働きがあるので、便秘と下痢を繰り返す症状の人でも向いています。
暫く飲みつづけると腸の働きを回復させて安定したお通じへと導きます。

日本で悩んでいる人は1000万人以上いると言われていて、主に女性が多いですが男性でも悩んでいる人はいます。
便秘の漢方薬は便秘以外の症状も重要で、西洋の薬と比べると基本的に高いですが様々な効果や長期的に体質改善も出来ます。

購入するときは登録販売者や薬剤師に相談するようにして下さい。
よく使われる薬は次のものがあります。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は、他にも冷えや生理痛貧血や色白、更年期障害にも良くて、女性や貧血気味、ダイエットでお通じが良くない人向けで、飲んでいる人もたくさんいて広範囲に効果があります。

慢性的になっている人やお腹の張りがある人は大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)がおすすめです。
これは他に特に問題がない人が対象です。

慢性でコロコロの便やふきでもの、便が固かったり尿の量が多いときは、麻子仁丸(ましにんがん)がよいです。
イライラや生理時や産後の不安、のぼせに生理不順などがあり体力がある人は、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)が向いています。

お通じが悪い人やふきでもの、高血圧に肥満、肩こりやむくみがある人は防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)があります。
ぽっこりお腹や暴飲暴食をしている人、ダイエットしたい人におすすめです。

高血圧や肥満、お通じが悪い人、みぞおちが苦しい場合や神経症には大柴胡湯(だいさいことう)です。
体力があり脇腹からみぞおちにかけて苦しい人向けです。

お通じが悪くて痔や脱肛には乙字湯(おつじとう)が良くて、便が硬めで切れ痔、いぼ痔の人はこれがおすすめです。

他に下痢の繰り返しや過敏性腸症候群がある人は、桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)があります。

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